日本に野生のウサギはいるの?


結論からいいますと、日本に野生のウサギはいます!
今回は日本に生息しているウサギの代表「ニホンノウサギ」について
調べていきましょう!
今回紹介するガニバルズは……!

【ニホンノウサギ】学術名:(Lepus brachyurus)
日本でウサギといえばペットとして飼う
カイウサギやイエウサギが思いつくと思いますが
今回は日本に野生で分布するニホンノウサギを
紹介していきます!ではさっそく
いけ!「擬人化レンズ!」


オイラはニホンノウサギのサギト!
「ニホンノウサギ」のこと知りたいって?
いいぜ特別に教えてやらあ
ニホンノウサギの生息域は日本だけ!

ニホンノウサギは日本の固有種で
日本にしか生息していません
ニホンノウサギには4つの亜種が存在しています
水色のエリアに住むトウホクノウサギ
ピンクのエリアに住むキュウシュウノウサギ
赤いエリア(島)に住むオキノウサギ
緑のエリア(島)に住むサドノウサギです
日本の昔話に出てくるウサギは
このいずれかのウサギたちです
(分布図はおおよその分布であり正確性を保証しません)
【地図素材提供】
CraftMAP -日本・世界の白地図- (box-i.net)
【固有種】こゆうしゅ
【固有種】…特定の地域にしか生息しない動植物のこと
特産種ともよばれる
【亜種】あしゅ
【亜種】…その地方の気候に適応した骨格や毛や色習性が
すこし違う性質を持ったおなじグループのこと
【キュウシュウノウサギ】
東北地より南に本州太平洋側から
四国、九州と分布している
【トウホクノウサギ】
東北地方から日本海側に分布
冬には耳の先端以外の体毛が白く生え変わる
【サドノウサギ】
佐渡島に分布しており、
冬には全身の体毛が白く生え変わる
【オキノウサギ】
隠岐諸島に分布し
体がやや大きめで
体毛は冬になっても白くならない
(!)キュウシュウノウサギとトウホクノウサギは亜種かどうか
議論の声も上がっている

動物を擬人化した絵巻物の鳥獣戯画や
因幡の白兎にでてくる
日本の昔話に出てくるウサギはニホンノウサギだな
さすがにどの亜種かはわからねえが

許せないぬ

な、なんだよ!いきなり

ヌーコはニホンノウサギのイメージダウンを
図るためにやってきたぬ、アカギ先生の代わりに
残念なプチ情報を暴露するぬ

え、なんだよ
なんの宣戦布告だよ
ニホンノウサギの特徴【外見】

【からだの大きさ】
45-54cm
頭胴長で比較すると
38-41cmの
柴犬よりも大きい
しかし細身で体重は
柴犬が8~10キロあるのに対し
ニホンノウサギは
1.5~2.5キロしかない
【しっぽ】
学術名の
Lepus brachyurus
(短いしっぽのノウサギ)
の名の通りしっぽは短い
【足】
大きな後ろ足は敵から逃げるときの
最大の武器、時速約70キロのスピードで
猛ダッシュして逃げられる。
足の裏にはクッションの役目がある
毛が生えている
【毛】
全体褐色の毛に覆われているが
冬場は白に生え変わる
耳の先の毛は黒くなっており
ニホンノウサギの最大の特徴といえる

走りなら
日本一といっても過言なんだぜ

走りなら北海道に住むエゾユキウサギさんを
忘れてはならないぬ
日本一は過言だぬ!!

なんだよ自慢させろよ
じゃあ本州で一番で……

もう一つ残念補足ぬ
走るのは早いけど、スタミナが無くて
短距離しか走れないぬ!
ニホンノウサギの特徴【身体能力・他】

【目】
夜間および薄明薄暮時の活動に適している
視野が広いことが草食動物の特徴だが
他の草食動物と違い
両側の目が大きく飛び出しているため
視野は約360度見渡せるくらい広い
ただし、鼻先目の前が死角になっている
これは兎形目(ウサギの仲間)に見られる特徴の一つ

これはイエウサギにも言えることだぜ
エサを目の前に出しても反応しないことがあるだろ?
見えてないのかもしれねえぞ
【耳】
耳は細く長く6~9cmほどあり
左右別々に小刻みに動かし
周囲の音をキャッチする
人間よりはるかに高い高周波を聞き分けるが
低音は人間よりもきこえず
人間の男性の声が聞き取りが困難といわれている
汗をかかないため
熱を逃がす役割もある
【嗅覚】
鼻をスピスピと動かしているのは
周囲の匂いを探る
天敵などの糞や匂いを
覚えることもでき
危険を察知する
【食性】
完全なる草食で季節によって食べるものを
変える。春には若草や新芽
冬には木の皮や枝を食べたりするため
門歯は発達しており一生伸び続ける
農作物にも被害がでることもあることから
一般的な部類では害獣として扱われないが
一部では害獣としても扱われることもある

聴覚の低周波の聞き取りは人間より
劣っちまうんだぜ

大きな耳の割に聞き取れる幅は
耳の小さいハムスターさんと同じくらいだぬ
なんならモルモットさんには聞こえる低周波数で
まけてるんだぬ

低音に関してはモルモットさんが凄いってことにしてくれ
音の出どころ感知、音を集める能力はピカイチなんだから
ウサギ=耳がいいのイメージ崩さないでくれよ

もっとイメージ破壊するぬ
ニホンノウサギは
自分のうんち食べちゃうぬ

それは食糞っていってニホンノウサギに限らず
ウサギ科はみんなするぞ
【食糞(しょくふん)】
ウサギの糞は二種類あり
コロコロした栄養にならない硬糞と
柔らかく粘土のある盲腸便(軟便)をする
ウサギは盲腸便を肛門から直接摂取する
なぜ食糞をするかというと
ウサギは植物を自分が出す
消化酵素では分解しきることができない
そこで、盲腸にいる微生物の力を借りて
分解し、ビタミンB群やタンパク質
揮発性脂肪酸などの
たくさんの良い栄養を含んだ
盲腸便を食べることで再吸収している

食糞は生きるために重要なことなんだぜ
ウサギ科にとってはあたりまえのことだ
【子育て】
夫婦関係をつくらない
妊娠期間は42 ~47日
1回に1 ~ 4頭の赤ちゃんを年に3 ~5回に分けて産み
年間約10頭ほどの子を産む
赤ちゃんは生後1週間ほどで自分で植物を食べ始めることができる、
1ヶ月ほどで親離れし、8~10ヶ月で大人になり、繁殖に参加できるようになる
寿命は四年といわれているが野生では1 ~2年の短命

とまあ今日はこれくらいにして
次回ニホンノウサギの事に関して
勉強するときは「日本人との関係」について
学んじゃおうぜ

そのときもヌーコが全力で
ディスりにいくぬ

や、ホントにオイラが
なにしたってんだよ……
まあいいや、ではでは
今日はこの辺で
サラダバー!
ガニバルズをもっとしりたいかたはこちら!


