タヌキのしっぽはどんな形?タヌキのイメージとの違い

ガニバルズ№2
今回ご紹介するガニバルズは……

名称【タヌキ】
学術名【Nyctereutes procyonoides】です!
日本でタヌキをさす場合
亜種のホンドタヌキをさす
それでは擬人化して色々教えてもらう!
「いけ!擬人化レンズ!」


やは!画面の前のそこのキミ こんにちわ
私は「ホンドタヌキ」のヌーコだぬ!
これからタヌキについてお勉強しようぬ
!世界的にみると珍しい生き物!

赤いところが
生息地域
ユーラシア大陸
日本 朝鮮半島 中国東部
ロシア東部
日本産のタヌキは
固有種なのではないかと
議論されている
(諸説あります)
【地図素材提供】
CraftMAP -日本・世界の白地図- (box-i.net)
緑の部分は【外来種】として増えている所
今はヨーロッパ広域に広がっている
【外来種】がいらいしゅ
人間の移動により本来の生息域をでてしまった種
その場所に住んでいた生き物に影響を与えることがある
タヌキは毛皮が目的で運ばれ増えていった
この生息域の狭さのため他の動物と比べ
【亜種】は少ない
日本には北海道に住む「エゾタヌキ」
本州に住む「ホンドタヌキ」がいる
【亜種】あしゅ
【亜種】…その地方の気候に適応した骨格や毛や色習性が
すこし違う性質を持ったおなじグループのこと

【亜種】と【外来種】については、また別の記事で勉強しようぬ
(かみんぐすーん)
【タヌキの特徴】
【からだの大きさ】
体の大きさは約50~68cm
しっぽの長さは約12~25cm
中型犬の柴犬より少し小さい
ずんぐりしたイメージがあるが
毛皮に隠れていて
それなりの足の長さはある
【しっぽ】
ふさふさのしっぽは体の毛と一体
として見え短く見える
一般的にイメージされる縞模様は
間違ったイメージで
毛の先だけが黒い

【目】
視力はあまりよくないが
暗闇の中はよく見える
しっぽ同様
目の周りの黒いふち模様もよく誤解されがちで
アイマスクのように黒いわけではない
タヌキの模様のイメージが違うのは?
タヌキのイメージの模様が違うのは、外来種のアライグマとの誤認が多い
アライグマは縞々のしっぽに目の周りだけ黒い模様を持つ
またキャラクター化されたタヌキは目の周りだけ黒い模様や
アイマスク状の模様をもつことが多く
あの有名なジブリ作品「平成狸合戦ぽんぽこ」でも
目の周りだけ黒いタヌキが多い

いつかこのイメージの源流は
どこなのか調べて記事にしたいと思うぬ
(かみんぐすーん)
【毛】
寒冷地にすむ動物のため防寒具として毛皮がとられてきた
ファッションとしての毛皮としては価格は毛皮の中では安い
一部地域では絶滅にまで追い込まれていた
【耳】
耳は黒色、でやや丸みを帯びた三角状
イメージする丸い耳ではない
夜でも活動できるよう聴力に優れる
【食性】
雑食で主に昆虫や果実を食べる
人里に降りてきたタヌキはペットのイヌの餌
ドックフードを盗み食いすることもある
タヌキといえば
冬毛のずんぐりした体を想像することが多い
顔も足も短く見えてしまうが夏毛のタヌキは
スッとした体型なのがわかる
やはりタヌキはイヌのグループだ

ヌーコは食べるの大好きだぬ!特に果物は大好きだぬ
その他には昆虫も貴重な栄養源だぬ!人間から食べ物
もらうことあるけど美味しいからたべちゃうぬ……
野生動物に食べ物はあげちゃいけないぬ!
【タヌキの亜種の見分け方】
日本には「ホンドタヌキ」と「エゾタヌキ」が生息している
見た目の違いは見分けるのが大変だ
【エゾタヌキ】
- 蝦夷の名前の通り北海道に生息している
- 冬毛は多く丸っこいフォルムになる
- 食性は肉食性が高い
- 寒さが厳しいと冬眠することがある
【ホンドタヌキ】
- 本土の名前の通り本島に生息している
- 大きい臼歯を持つ
- 食性は果実性が高い
- 冬眠はしない
【トイレは家族で決まったところでする】
タヌキは「ため糞」といって
群れで決まったところに糞をする習性がある
理由としては
食物などの他の群れとの情報交換
自分の縄張りを主張している
といわれている
ちなみに糞はものすごい悪臭


トイレは家族で共同だぬ!
みんなは違うのかぬ?

結構長くなってきたから
続きはまた今度なぬだ!
次回タヌキの勉強するときは
【タヌキのそっくりさんの見分け方】
を教えてあげるぬ~!
それではみなさま 次回まで
サラダバー!
ここまで拝読ありがとうございました。つたない文章ですが
楽しんでいただけたら幸いです。
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↓参考文献紹介↓
- ウィキペディア「タヌキ」「ホンドタヌキ」「エゾタヌキ」